これまで、中古車の価格は1年の決算期である3月が最も安くなる時期と言われてきましたが、少しずつこの定説が覆りつつあります。
理由としては、近年の半導体不足の影響で新車の生産が滞り中古車の流通台数の減少に伴い、3月でも相場が下がらない傾向にあるためです
当然、販売店側は「決算セール」と謳って3月は販売に力を入れますし、消費者はセールだから安く買えるだろうと考え(実際はそれほどお得な価格ではない価格で)購入に至るケースが増えています。
そこでこの記事では、こうした状況下でできるだけ安く中古車を購入するためのポイントについてご紹介します。
この記事を読んだらわかること
- オトクな中古車を見つけるために知っておくこと
- 中古車選びで失敗しないためにすべきこと
- 条件に合致する中古車をプロに探してもらう方法
オトクな中古車を見つけるために知っておくべきこと
できるだけ状態がよくて価格の安い中古車を購入するために知っておきたいことをまとめます。
1. 中古車の相場を理解する
中古車に限った話ではありませんが、中古車の相場は需要と供給のバランスで決まります。
決算期は、多くの人が中古車を購入する時期なので相場も上昇します。供給量が少なければ少ないほど、相場の上昇は多くなります。
2. 時期ごとの中古車の需要変動
需要と供給のバランスで供給が多い時期を狙うのが最もお得に中古車を買えるタイミングです。
時期ごとの大まかな需要変動をまとめます。
第1四半期(1月~3月)
特に3月は、新生活への準備や決算期の影響で需要が高まり、相場も上昇します。特に、人気車種や年式が新しい車種は相場が上がりやすい時期です。
第2四半期(4月~6月)
需要が落ち着き相場も下がります。ただし、供給量が少ないため希望の車種やグレードが見つかるまでに時間がかかる場合もあります。
第3四半期(7月~9月)
7月上旬はボーナスで新車や中古車の需要が高まりますが、8月は夏休みのレジャーにお金を使うユーザーや休業する販売店が多く販売は低調になることから、競争が少なくゆっくりと中古車を選ぶのに適しています。
9月は半期決算で新車や中古車の需要が増えるため、相場も上がりやすくなります。
第4四半期(10月~12月)
年末に近づくと新車や中古車の需要は減少し、相場も下落しやすい時期。中古車は市場に少なくなるものの、需要が少ないことから安く買えるチャンスが期待できます。
中古車をお得にゲットするなら、この時期が最適と言えます。
中古車選びの際に必ずやっておきたいこと
オトクな中古車選びをする際に必ずやっておきたいポイントをまとめました。
1. 複数の販売店を比較する
同じ車種でも販売店によって価格が異なるため、複数の販売店を比較することは大切です。
特に中古車は全く同じ条件のものはないので、しっかりと比較する必要があります。
2. 期間に余裕を持ってじっくりと車選びをする
急いで購入すると、相場の高い車種や状態の悪い車を選んでしまう可能性があるため、早めに車選びを始めるようにしましょう。
焦らずじっくりと車選びをして、納得のいく車を見つけるくらいの心構えが大切です。
3.最新の情報を入手できるようにしておく
条件の良い中古車はすぐに買い手がついてしまうので、最新の情報を早く手に入るような環境づくりは必須です。
最新の情報を入手するための方法は次の項でご紹介します。
条件に合致する中古車をプロに探してもらう方法
希望に合致する中古車を探すには、中古車を探してくれるサービスを使うのが便利です。
希望する条件を入力するだけで、条件を満たす中古車をプロが市場に出る前の車の中から探してくれます。
つまり、これから市場に出る中古車情報を他の人が知る前に入手することができるというわけです。
しかも、希望する条件を伝えておけばあとは待っているだけでOK!
希望する条件の入力はたったの35秒で完了するので、これから中古車を購入予定の方は、中古車選びのサポートとして使っておくと便利なサービスです。
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