車検時の整備や交換部品

テールランプの交換で車検に通らないことも?傷・割れの扱いや車検基準について

テールランプを社外品に交換している場合、車検に通らないケースはあるのでしょうか?

その他、テールランプのレンズやカバーが割れていたりヒビが入っている場合やテールランプを増設した場合に車検に通るのかといった疑問を解決するための情報をまとめています。

車検前にテールランプの状況が気になる方は是非参考にしてみてくださいね。

テールランプユニットを社外品に交換すると車検に通らない?

テールランプユニットを社外品に交換している場合、その社外品の性能や取り付け方法などすべての面において道路運送車両の保安基準に適合していなければ車検に通すことができません。

また、仮に保安基準に適合していてもディーラーや整備工場によっては純正への交換をお願いされたり車検を断られることがあるようです。

車検の際、タイヤやワイパーゴムなどの一般的な消耗品は純正品ではない社外品に交換していても、サイズや種類などが同様であれば当然ですが問題なく車検に通すことができますが、テールランプ(尾灯)も同様に、電球のみの交換の場合は光の色や明るさなどが純正品と同様であれは社外品の電球に交換していてもとくに問題なく車検に通すことができます。

しかし、テールランプユニットを社外品に交換する場合は、厳しく規定された保安基準に完全に適合させる必要があるのはもちろん、検査員の判断によっては社外品のままでは車検に通すことができない場合もあるなど、車検での対応が厳しくなることが一般的です。

これはEマークがついた社外品のテールランプユニットであっても同様です。Eマークとは欧州経済委員会が提示するECE基準を満たす製品であることを示すもので、日本でも数年前からEマークがついた製品であれば車検を通すことができることになっています。

ただ、これも実際に車検を受ける際には検査員の判断によって車検不適合となる場合もあるようで、Eマークがあるから問題なく車検に通すことができるというわけではないようです。

LEDテールランプに交換した場合は車検はどうなる?

テールランプの電球をLEDに交換した場合でも、光の色や明るさが純正品と同様であれば車検に通すことができます。

テールランプは道路運送車両の保安基準で赤色であることと決められています。また明るさについては光源が5W以上30W以下で、夜間に300m離れた位置から視認できる照度があり、他の交通の妨げにならないものであることと決められています。

他にも、ブレーキランプと兼用になっている場合はテールランプとブレーキランプの明るさの差が5倍以上であることなど、灯火器に関する保安基準はかなり細かく規定されています。

電球だけではなくテールランプユニットごと交換するタイプの場合は、前述したテールランプユニットを社外品に交換する場合と同様に車検での対応が厳しくなるため注意が必要です。

テールランプのレンズ・カバーが割れたままだと車検に通らない?

テールランプのレンズ・カバーが割れている場合は、そのままでは車検に通すことができません。

道路運送車両の保安基準では、テールランプの灯器部分に損傷や不具合がないことはもちろんレンズに著しく汚れや破損がないことと規定しています。よって、レンズが割れている場合は保安基準不適合となり、交換修理しないと車検に通すことができません。

レンズにひびがある場合も、多くはそのままでは車検に通すことができないと判断されるようです。レンズの傷も破損にあたるため車検に通らないと判断されることになりますが、レンズ表面のスリ傷程度であれば車検に通ることもあるようです。

テールランプを増設すると車検に通らない?

テールランプは車両後部の両側に車体中心から対称になるように設置されることや、片側2灯までと保安基準で決められています。これを超えて増設することはできません。

灯火器の数え方については、灯室と呼ばれる反射板等で区切られた光源を収めた部分をひとつと数えます。例えば複数のLEDで形成されたテールランプも、LEDランプの数ではなくLEDがセットされている灯室ごとにひとつと数えることになります。

テールランプに関する保安基準では、光の色や明るさはもちろん、取り付け位置や視認角度などが詳細に規定されていますので、増設はかなり難しいと言えます。

タイトルとURLをコピーしました